2017年3月9日木曜日

ペイシェントサロン根津「あなたが望むお薬の話、薬剤師はしてくれてますか?」



またまたブログ更新が滞っております。文章を書く時間がちゃんと取れていません。本も読みたいし、行きたいところもいくつかちょうど重なっていました。
さて、久々のペイシェントサロン根津でした。今回のテーマは「あなたが望むお薬の話、薬剤師はしてくれてますか?」でした。


 残念ながらこれまで調剤薬局ではあまり恩恵をうけたことはありません。多くの場合、出された薬の用法用量を伝えられるだけでそれ以上の会話はしないからです。また、継続的に医療機関に通うこともないのでなかなか深い話までできていません。今回参加した方も年齢の高い方はいらっしゃらなかったので、似たような経験がほとんどだと思います。
 みんなで「患者と薬剤師とのよりよい対話のためにできること」というテーマで話し合いをしました。ここでみえてきたことは、患者が物わかりのよい人になろうとして聞くべきことが聞けていないし、薬剤師は薬を出すことに精いっぱいで本来聞くべきことが聞けていないということです。


 これはどちらがよい、悪いというよりは薬局のデザインがよくありません。つまりユーザーである患者がよりよい服薬をするためには?という発想が、処方箋を出して薬を受け取るまでのプロセスの中で工夫が足りていないということになります。


 写真はワークの時にでてきた意見です。
向かって右側にそれぞれの現状、左側にこうしたらよくなるというアイディアをあげてあります。渡される袋をかえてほしいとかって面白いですね。服薬後のフォローなどもやれそうなことは沢山です。しかし実現しないのはまた別の問題を抱えているのだろうと思っています。



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