色々ブログ投稿の順番が前後していますが、10月1日に「今こそ患者協働の医療の実現を!2017」が慶應義塾大学信濃キャンパスで行われました。主催は患医ねっと、ペイシェントフットです。
私は当日の司会進行でお手伝いをさせていただきました。
約50名の参加者の方を前に、とにかくきっちり時間調整して終わらせ、かつ学んでもらうという注文を受け私の頭はフル回転でした。本当はゆっくり考えたいテーマであったのですが、それはそれとしてやり遂げました。
患者協働の医療とは、平たくいうと本来の意味でのインフォームドコンセントだと私は思っています。インフォームドコンセントは医療者のものではなく、患者がするものです。
患者協働の医療とは患者が主体的に医療に関わり、自分の受けたい医療やケアについて対話をするものだと私は理解しています。
インフォームドコンセントの場面で医師の説明がわからなかったり、自分の気持ちが伝わっていないということはよくあると思います。それは医療者だけの問題ではなく、患者にもやはり問題はあるのではないでしょうか。医療を変えるのは大きなことではなく患者一人一人の小さな行動から変えていくことが重要です。この活動はそれを進めていくことになります。
今後もこの活動は続いていきます。私も応援していきたいと思います。
(*下2つの画像はE-FIELDのスライドを一部改変しています)