2017年10月31日火曜日

病院のいいトコロ・悪いトコロ



がんの保障研究会の第1回研修セミナーで講師をさせていただきました。
この研究会は保険を扱う人にがんに対する正しい知識を学んでもらい、保険の営業職としてがん患者さんをサポートできる人を増やすというものです。
私はここでアドバイザーとして、医療の知識、医療者とのコミュニケーションについて、やや医療側に立った情報提供をしています。今回のタイトルが病院のいいトコロ・悪いトコロです。

 

私がお伝えしたのは、がん連携拠点病院にある相談支援センターを覚えていただくことと、インチキ医療と言われるものと本人の意向は紙一重なところがあり、医療者と患者のコミュニケーションギャップがあるという現状を踏まえる必要があるということです。
いいトコロというのは決して誰にとってもいいトコロではないというのが私の話です。

医療について一般の方にお伝えする機会が少ないので、私にとってこの講師のお仕事は大変ありがたいことです。
アンケートのコメントも伝えたかったことは伝わっていたようです。よかった。。。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

地域医療を守り・育てる住民活動全国シンポジウム2017



地域医療を守り・育てる住民活動全国シンポジウムは10月21日、22日に実施されました。今年は選挙が重なってしまい、また時期外れの台風が日本を襲ったことで従来よりも参加人数が少なかったのですが、その分しっかりお話が聞けたのではなかったでしょうか。

今回は自分たちでシンポジウムを企画するという内容でした。住民活動の問題点となるようなテーマが挙げられ、グループに割り振られました。そこでグループのみなさんと議論しました。私のテーブルは「医療者確保」でした。

医療者確保というと田舎の問題かというとそうではなく、都会でも医療者を集めるのは大変です。医療者も生活があるので本人のキャリアの問題、家族の問題などがあります。患者さんのことも大切ですが一人の人として考えたら当然のことです。その問題を解決する方法は決して一つでありません。

今回の議論は地域によってニーズが異なり全てを一緒に議論することはできないが、それぞれの取り組みは非常に参考になるが成功例よりも失敗例の方がより学ぶことがあるのではないかということでした。

そして医療者がすること、市民がすること、行政がすることは何があるかという議論ができるシンポジウムにしたらどうかというものでした。



グループのみなさんにはお世話になりました。本当にありがとうございました!



ビュートゾルフ柏の活動


ビュートゾルフ柏についての話を聞かせていただく機会が8月の医桜の勉強会とCFMDナーシングカフェと2回ありました。

ビュートゾルフはオランダの在宅ケアの仕組みで、日本では訪問看護ステーションを使って行っています。看護師、リハ職、介護職などがチームで患者をみるというものです。
ビュートゾルフ練馬は以前テレビで紹介されていたのをみたことはあったのですが、柏の取り組みは吉井悟さんの話を聞くまでは知りませんでした。柏といえば、東大が中心となって民間と行った柏プロジェクトが有名です。それとビュートゾルフ柏は別ということです。

ビュートゾルフ
柏プロジェクト

お話を聞かせていただいて、柏では地域のボランティアの方と一緒に運営をしておりビュートゾルフという名称を使ってはいるものの、テレビの話とは違っていました。単なる訪問看護の仕組みというよりはコミュニティケアであり、地域の方の集まる場づくりがされた事例だと思いました。

やはり見学に行ってみたいですね。。。 ああ、いつ行こう。。。

CFMDナーシングカフェでは後半がトークセッションでした。その時音声がポッドキャストにありますのでこちらもよろしければ聞いていただければと思います。

地域包括ケアにおける看護の役割とキャリアにおける多様性

コミュニティ作りに関してはまたどこかで書きたいと思います。