2016年1月31日日曜日

ビジョンをつくる?


ファイザーヘルスリサーチ振興財団のヘルスリサーチワークショップに参加してきました。

正解も、途中の制約もほとんどなく、ただテーマを与えられ、グループに分かれてディスカッションをしまとめ上げていくワークショップです。

今回のワークショップのテーマは「”ビジョン”をつくるヘルスリサーチ」でした。
非常に漠然としたテーマで、いったいどんなグループの発表になるのか全く想像がつかないなかにスタートしました。

厚労省の出した保険医療2035もビジョンです。個人レベルのビジョンもあります。
このようにどのレベルのビジョンなのかも曖昧で一体ビジョンって何?から議論はスタートしました。その過程のなかで、ビジョンはそもそも要るのか?とかという話もでてきました。

国からのビジョンってどうなの?予測できるものと予測できないものがあるけれど、日本の人口は減少するであろうと予測は容易に可能である。見たくないものと見たいものもあるのではないだろうか。
そんなぐるぐるがずーっと続いていきました。

誰のビジョン?いつのビジョン?など私たちのグループも迷走をしていました。

ところが、みんなが突然閃いた瞬間があったのです。

それは始め、トーキングスティックのかわりにしていた「ピンクのキノコ」を使って状況を説明していたときです。伏線として、人は同じものを見ているようで見ていない、海をみて「きれいだね」「そうだね」と答えても片方は太陽が沈むのを「きれい」と言っていて、もう一人は波をみて「きれい」と言っているかもしれないということを話していました。

それをさらに説明を深めるために、このピンクのキノコをみてみんな同じようにはみていない。そして感じ方も違う。ある人はピンクのカサで可愛いと思うかもしれないし、ある人は毒々しいしこれはキノコではないと思うかもしれない。

そういうことを話をしていました。

その後、グループメンバーで引きこもりの支援を秋田でしている人が引きこもりから抜け出せた事例のなかで個人がどうやってビジョンをつくっていったのかを話してくれました。それをピンクのキノコを引きこもりの人として見立てて理解を深めていったのです。

だんだんキノコのキャラが理解でき、そしてそれがどういうことなのかをみんな共有していく実感はこれでも十分ありました。

さらにもっとみんなと体験を共有できた瞬間がありました。それは、そのキノコにスイッチがありキノコが光ったときです。

スイッチON!  みんな口々に「すごーい」「すごーい」「まさか光るとは!」

ピンクのキノコの見方が変わった瞬間をそこの場にいた人が共有したのです。この体験の意味をみんなで話し合い、ビジョンができていくプロセスを理解していきました。

この瞬間はほんとにみんな楽しそうでした。

あらためてチームのビジョンってこうやってみんなで作業をして、擦り合わせていく作業なんだと実感しました。

気づく瞬間を積み重ねていくと、ぼんやりしか見えなかったものがはっきりと見えてきてそしてピントが合っていく。動きだすとピントが合うんだな〜 なんて思いました。

今回のグループワークでは、合意形成を繰り返して最終成果物をつくります。ビジョンが見えてその後の合意形成の過程も興味深かったです。

そこにはビジョンが共有されている。時間という制約のなかでみんなそれぞれの役割があって、いつの間にか分担していて作業している。

「これってこんな感じ?」「もう少し削らないと時間におさまらないよ」「ではこんなのは?」「うん、いいね〜」

ビジョンって同じ方向に向かっていくためのものなのですね。

でもそれは国から具体的なものが降りてきたら、楽しくない。「言われるから」、「決まりだから」では動けないし、動きたくない。

みんなで、わははと笑いあって一緒に何かをつくるからビジョンが活きるのだと思います。

私たちのグループの発表内容は、また後ほど書くことにします。

2016年1月28日木曜日

さんむ医療センター「若手医師を囲む会」



今回もケーキの差し入れを頂いてしまいました❤️ 
昼にコメダで期間限定のキャラノアールを食べたばかりだというのにさらにイチゴのケーキです。甘いものが大好きなのでどれだけでも入っちゃいます!

さて、本題に、、、

今回は初期研修医の方の地域医療研修でした。今回は皮膚科を専攻しようと考えている女医さんでした。

小児科をはじめ考えていたそうなんですが、内科と違って表面で判断できる皮膚科が面白うということとご自身がアトピーを持っていることから選択したそうです。

いつものとおりサポーターの方は、ご経験や感じていることを率直にお話いただけるので本当に有難いなと思っています。市民ならでは感覚は研修で来られている先生にいい刺激となるのではないかと思っています。なぜならば、医学的に正しいことがサポーターにとって価値のあることとは限らないからです。

彼らは証明されていることと、そうではないことも一緒になって経験を話されます。経験は彼らにとっては事実なんですよね。世の中、科学的には証明や解明されていない事象はたくさんあります。でもあったことは事実でそれを意味づけしているのは彼らの中の理解なのです。

医療とは離れた価値観や考え方から様々な言動をする市民との会話ができる機会を研修のプログラムのなかに入っているのは研修医の方にとってラッキーだとおもいます。

私はそのお手伝いができることが嬉しいと思っています。

決してケーキにつられている訳ではないことをお伝えします。

Bozu cafe


このイベントはみのりカフェの企画で、お坊さんと話そうというものです。
主催のげんちゃんとは、ワークショップで知り合ったお友達です。上行寺の副住職で遠山玄秀さんといいます。
宗教家の立場から終末期(現在厚労省は「人生の最終段階」と呼んでいます)〜グリーフケアの活動をしている方です。「お坊さん=お葬式」がなんとなくの不文律のなかで、お寺の外へ活動を広げています。

今回のテーマは「宗教とは」でした。

私は一つの宗教に入って・・・ということはしていません。
私の実家は祖父がキリスト教の伝道師であったことから、なんとなくキリスト教という立場ですが、イエズスキリストが絶対とは思っていません。

聖書のお話は好きなのですが、説教が好きじゃないんですよね、、、多分私の価値観にあわないんです。それは過去に会った牧師さんとの相性かもしれません。

一番近くで思い出すのが、昨年の納骨堂の式典の説教です。
自分の年齢(高齢)から健康や足腰が弱った話をされ、ドン引きしました。

確かに説教は神の話をわかりやすく伝えるため人生からの学びを伝えるというのはわかるのですが、そのときの話があまりにもすがる色合いが強いんです。

宗教にすがって生きたい人はそれでもいいです。

でもすがっていても、なにも行動を起こさなければなにも変わりません。
神に祈ることで何かが変わるのは、それまでにやるべきことをしてはじめて神に祈るときです。祈りとはそれまで背負いこんだ自分の執着を一旦脇に置くことなんです。

自分自身がどう生きたいの?どうありたいの?がなければいくら生きる知恵が宗教といえど、それを実践しないままでよく生きることはできないと私は考えます。

自分との対話を繰り返すためのツールとしての「宗教」というのはアリだと思っています。

昔の人は学ぶという機会がなく、お寺は学校であり、病院であり、役所だったことから考えるとそこでの教えはそのとき必要なものだったと思います。
現代のお寺はどこにいくのでしょうね。

そんなことをイベントとは関係なく思いました。

第7回 英語で茶話会



今年初めの英語で茶話会です。
いつもはお天気だったのですが、この日は曇りでした。
眺めのよい場所なので、あの辺のお天気はどうなのかな?って思って外を見ていました。

さて、今回は人数が少なめだったのですが、その分じっくり話ができました。
いつもはなかなか企画側だと自分が話したくなったタイミングで話をすることができません。しかし、今回は日本人同士の英語の会話という雰囲気でした。

会話はいろんな方向に進んでいくので、最後は化学の話です。
どんだけ話が飛ぶんでしょう。

まあ、そういうのを含めて楽しむ会なので、全くをもってアリです。

次回は2月27日です。
ご興味のある方はぜひご参加ください。




2016年1月24日日曜日

かかりつけ薬局と薬剤師の役割 Vol.2 「制度改正を巡る理想と現実」




この週はみのりカフェウィークでした。

こちらは診療報酬改定の議論で突然出てきた「かかりつけ薬局・薬剤師」に対して、いったいこれは何か、そして今後、薬局や薬剤師は何を考えていかなければならないかということを議論する場です。

今回は第1回で明らかになってきた、かかりつけ薬局・薬剤師の課題と制度の影響ということで議論をしました。

前半は水さんにお願いし、後半は厚労省の医系技官である松本さんにお話して・・・という予定でしたが、時間に間に合わない可能性があるということで、三原さんに医療政策の方向性についてお話をしてもらい、松本さんは全体ディスカッションに加わってもらうという流れに急遽変更しました。

まあ、この辺の裏事情はおいておきます。
この件はある意味、ファシリテーターとしての経験値が一つ上がったと考えてもいいのかなって思います。その場にいたみんなに助けてもらったと感じています。本当に感謝です。

内容についてはだんだん全体像が見えてきて面白くなってきています。

薬局は本来、小売業だと考えるとあまりにも顧客のニーズを把握していないですよね。
それは規制産業という枠組みのなかで利益を確保できる構造ゆえの怠慢だと私は思います。だから薬局の薬剤師に期待することが、「処方箋をもっていったら早く出してほしい」というニーズしかなくなってしまうのですよね。

議論のなかで、やはり求められている方向性で診療報酬がつくという話がありました。また医療の「質」とか「Outcome」といった言葉もでてきました。

これまでが医薬分業を進めるための診療報酬が設定され、単純に医療機関の近くに出店(開局)することでしか戦略がない?もしくは乏しいという状況でした。

今回の議論で、一番もやっとしたのは、患者のニーズと薬局・薬剤師のあるべき姿やなりたい姿は本当に一致しているのだろうか?という点です。

表層のニーズを満たしているようなマーケティングはすぐに模倣されます。本当のウォンツはなにか、そして薬局とはなにかを本当に考えていかなければならないと私は考えています。

この2回をとおして方向がだんだん見えてきたように思います。

次回はこの流れで一旦総括をします。
スケジュールは以下の予定です。しかしすでにほとんど席が埋まっているという状態です。
来ていただける方にとっても実りある場にしたいと思っています。

********************************************************************************************
かかりつけ薬局と薬剤師の役割 Vol.3「次世代のPharmacy(総括)」(仮)
日時:2016年2月18日19:00~21:00 (終了後懇親会あり)
場所:みのりカフェ
会費:参加費3000円 懇親会2000円
主催:患医ねっと
http://kokucheese.com/event/index/352806/
※申し込みはこくちーずに登録していただいて完了になります。キャンセル待ちも申し込み順とさせていただきますのでよろしくお願いします。

(進行案)
・第1回、第2回のまとめ
・「こんな薬局に私はいきたい(患者の視点から)」(仮
   患医ねっと 鈴木信行  
・全体ディスカッション

※キャンセルする場合は必ず早めにご連絡をお願いします。当日のキャンセルは食事の準備の都合がありますので参加費の負担をお願いします。

2016年1月23日土曜日

第3-2回 市民の医療参加を創る会



医療介護の自己決定についての2回目です。
今回も1回目と2回目では出てくる意見が違っています。それがまた面白いんですけどね。

やはり「参加」とか「自己決定」は、多くの人が様々なことを頭に浮かべる言葉だと改めておもいました。

特に医療の分野における参加はいろんな意味があるし、多くの人は自己決定も「決定」するということに意識的ではないのではないかとぼんやり考えていました。

こういうことに気づくのは総論的に話をしているからこそ、それぞれの考えが理解できていくのかもしれません。

医療の参加をすすめていくためには「市民が賢くなる」ことと「市民の自己決定を支援する仕組み」が必要だと考えていて、どちらかだけで参加ができようにはならないとおもいます。

比較的ここまで内容は前回までで整理されてきたのですが、「自己決定」については十分に提示されていないなかで議論をしたのでここが議論の拡散ポイントになってしまいました。

「どんなときのどのようなこと」なのかもう少し先にわかりやすく説明しておいたほうがよかったかもしれません.

また自己決定支援とパターナリズムについても考えておく必要がありそうです。それと自己決定において不健康になることの自由についても考えないといけないですね。

議論が拡散したかもしれないですが、私は逆にそれぞれの食い違いがとても興味ぶかかったです。

2016年1月22日金曜日

育てる会の10周年


今週は特に忙しくてあっという間に一週間たってしまいました。

1月17日の午前中にペッパーくんに会った後、千葉県の九十九里に移動しました。
育てる会の10周年企画で、会員の活動をお互い話すというものです。

個人的にはこの地区の地名からみた歴史が面白かったです。歴オタではないので詳しくはないのですが、土地のことを理解するには昔そこに何があったかとか、どう変化してきたかというのは重要なポイントだと思っています。

17:00から開始だったのですが、一人20分の持ち時間で14名。食事の時間や休憩などはありましたが、結構タフです。

私は「活動から見えるもの」を発表させてもらいました。
内容としては、私がなぜ市民活動に興味をもっているのか、医療における「参加」とか「意思決定」をどう考えているかをプレゼンしました。

最近やっとちょっと言語化されてきたのですが、まだまだ十分ではないですね。
もっとプレゼン用のスライドをつくっていきたいと思います。

全員のプレゼンが終わったのは11時過ぎでした。
なので速攻でお風呂に入りにいきました。
宿泊した施設は海が目の前でしたのでお部屋も大浴場もオーシャンビューです。
でも、すでに真っ暗、、、

さらに残念なのは夜からその次の日は雨、、、
翌日は東京が雪だった日です。

お天気がいいときにいきたかったです。



2016年1月18日月曜日

ペッパーくんに会いました


1月17日にメディセオ総合医療フェアに行ってきました。

東京ドームのプリズムホールだったのでそれほど広くないですが、ざっと今の医療機器や調剤機、レセコンや薬歴管理システムなどを見ることができました。

まず一言、楽しかったです。

医療はオートメーション化が遅れている分野です。それは法的な問題と特殊な領域のため数が少なくコストダウンが難しいという理由があります。

しかし、人は必ずミスをします。そして医療専門職は時間給が高く単純作業は機械化させたほうがコストが下がります。

確かに人でしかできないものはあると思うのですが、以外と人しかできないと思っていたものが機械でどうにかなってしまうこともあります。

実は一番興味のあるのは、AIです。自分でその作業を考える、学習してしまうというのはすごいです。これまでは人がプログラミングをしていたことをしなくていいというのは驚異的です。

しかし、まだ医療機器やシステムにそこまでの機能をついているものはありません。そんな機械がでてきたら、真っ先に見に行ってみたいと思います。

私はもともと機械好きで、工場の機械もじーっとみちゃうくらい好きです。

今回はペッパーくんをはじめて生で見ました。ペッパーくんの指ってすごく繊細で柔らかいんです。握ったりつまんだり、手の表現もだんだん多彩になってきていますね。
ASIMOがでてきたときも感動しましたが、人間や動物がしている動きを自動で制御できる技術がどんどん進歩しているのをみるとただただ感動します。

やっぱり機械って面白いです!

またいろんな機械をみたいなって思う今日この頃です。

第3-1回 市民の医療参加を創る会


この会も3シリーズ目です。今回は「住民参加」を深めて「自己決定」にフォーカスしてみました。

「自己決定」も考えると結構ぐるぐるする話です。

これから書く内容は会の内容というよりは、私が今回企画しながら考えたこととみなさんのディスカッションを聞きながら感じてることになります。

医療における患者自身の自己決定って本当に難しいと思います。
医療に対する知識がないことが自己決定することへの壁になっています。また医療者の患者に対する意思決定をサポートする考えが希薄、あるいは理解不足は否めません。

医師のパターナリズムがコミュニケーションを阻害しているのか、患者の知識不足がコミュニケーションを阻害しているのか。
これはどちらということではなく両方の問題なのだと思っています。

しかし市民と医療者の双方のあゆみよりだけでなんとかできるものでもなく、仕組みとしてできる方法がないかと考えると、私はプライマリ・ケアの推進が必要と考えています。それができる医療者(あえて医師と限定しません)を増やしていくことは、重要なことだと考えています。

本来、人は自分で自分のことを決める自由があります。その自由だれも放棄したいと望む人はいないのではないでしょうか。しかし、医療においては「診断」と「治療」がセットで医師の判断で行われ、「治療」における自由を奪われてしまっているのではないでしょうか。「診断」は専門家である医師のすべきことですが、本人の「どう生きたい」は大事にすべきです。

そのための専門分野として、プライマリ・ケアに期待をしたいと思っています。つまり、患者自身の判断や理解を助けるための役割です。

しかし市民はそこに頼りすぎては同じことになります。そうならないためにも、自分たちで知る努力が必要になります。そして勉強できる環境や客観的に評価できる仕組みが必要なのだと思います。

そうすることで、医療制度をどこまで自分たちで守っていくべきかを考えるベースになっていくと私は思います。


2016年1月11日月曜日

MRになりたい学生のためのシークレットセミナー2016


ありがたいことに今年もお話しをする機会をいただきました。

基本的に私が担当するパートがマナーとかになるので、そんなに毎年大きく変わりませんが、すこしづつスライドを変えたり話し方を変えたりはしています。
なぜか、過去のプレゼンを知っているOBOGの人たちは厳しい体育会的おねーさんスタイルの方がお好みのようで、「もっとビシッと」なんて言われてしまいます。
それでも20分という持ち時間の中で伝えるべきことは伝えているかと思っています。

私の就職活動のころとは違って、本当に企業研究をしっかりしないと内定が出ない時代になっています。企業研究をしつつ、自分の棚卸となりたい自分について考える時期なんですよね。

お話しした方々は薬学部の人たちが多かったです。インターンシップで企業とのコンタクトは始まっているようですが、本格的な就職活動はこれからみたいですね。

今日一番思ったことは、自分の限界を勝手に自分で決めて行動を止めてしまっている若い人って多いんじゃないかな?ということです。

確かに今、どの業界も就職は厳しいと思います。
でも、冷静に考えてみると以前に比べると就職活動をする人も減っているので昔といまでは質こそ違うけど可能性はゼロではないと思います。

それにエントリーする前から無理だと諦めていたら、それこそ可能性はゼロになります。

「やってみる」とか、「どうしたらいいのかと考える」ことをもっとしたらいいのに、と思いました。

「無難にMRが良さそう」じゃ、これからの長い人生、仕事とずっと向き合っていかなければならないなかで続かないです。


がむしゃらに走ってみたり
夢を追いかけたり、その夢が破れたり
チャレンジして、痛い目をみたり

楽しかった、悔しかった、感動した、悲しかった・・・

いろんな感情をいっぱい経験することって絶対必要。

やっぱり誰だって何もわからないところは怖いし、不安です。
でも私は若さゆえの無謀さってもっとあってもいい。

自分の人生だし、後悔の無いように頑張ってほしいなって思っています。



2016年1月2日土曜日

2016年もスタートしました



年を越すというのはなんとも不思議で、味わい深く、日常を覆いかぶせてしまう魔法の瞬間なんでしょう。
時間の連続のはずが急に切り替わってしまう感覚があります。

さて、2016年についてです。
テーマは「Joy」です。喜びとは悲しみの対局の情動です。
自分の中で満たされる何かを感じられる自分でいたいと思います。

悲しみや苦しみって、いま在るものに気付けていないということがこれまでにわかってきました。これ「しか」なのか、これ「も」なのか。
そう感じる自分には何があるのか。そのひっかかりを手放していく。
その一連の作業を以前より軽々とできる自分になっていきたいと思います。

やることとしては、

1)今やってるシリーズものは継続します
  英語で茶話会、市民の医療参加を創る会など

2)もう少し自分の言葉で発信していきます
  何かの機会にプレゼンしたり、研修したりして自分が話す機会をつくります。
  ブログやFBだけではなく、それ以外の方法も考えていきたいと思います。

3)今以上に感謝を人に伝えていきます
  これは忘れてはいけないですね。
  これ「も」あるということを実感するには感謝が必要です。


とはいうものの、あまり気負わず、気張らず、いつもどおり「これって楽し〜い」「それってな〜に?面白ろそう、やってみる」のともちゃんでいきます。


今年もよろしくお願いします。