次に行ったのは女川町地域医療センターです。
http://onagawahp.jadecom.or.jp/
ここは海抜16Mだそうです。
駐車場から海を見た風景です。
ところが津波が来た高さはそれを超えて病院の1階まで海水に埋め尽くされたそうです。
現在は地盤沈下もしてしまっているとのことです。
2階より上に行くのはもちろん、その裏にある山に登って避難をしたそうですが、その階段がなんと202段!
結構しんどいです。でも、見晴らしはいいです。
この写真では見づらいですが、竹で作った鳥居が階段の先にあって夜は電飾でライトアップされるそうです。わきの緑とのころには WE ♡女川と書かれています。
山の頂上には熊野神社があります。
やっぱりここにも山の上の神様がいるのですね。
病院のわきにはプレハブの建物があって、調剤薬局とコミュニティプレイス「おちゃっこクラブ」があります。
薬局の看板は流木だそうです。
行ったのが日曜日なので、本当は薬局はお休みなんですが特別にあけてもらって中も見学させてもらいました。
コミュニティプレイスでは、アイスを食べて休憩♪
次はニューこのりで昼食です。(どんだけ食べてるでしょう、、、orz)
http://www.new-konori.jp/
生のくじらが昨日に続いて出てきました。マグロ、ハマチ、どれも美味しい。
やはり新鮮なお魚はいいです。
次はきぼうのかね商店街へ行きました。
http://www.netricoh.com/contents/officelife/touhokuouen2/miyagi/onagawa_01.html
日曜定休のお店が多いのであまりお店は空いていませんでいた。あとでくまがい酒屋のおじさんに話を聞いたところ商店街の旅行にいっちゃったそうです。
きぼうのかねとは、女川駅前にあった「からくり時計」の4つの鐘のうち、がれきのなかから一つだけ発見されたのがこの鐘です。
そのくまがい酒屋のおじさんはギターをひいて、お金をもらい募金をしているとのことだったので2曲きかせてもらいました。
歌のあとなど、震災の時の話もきかせてもらいました。
石和公園のおじさんといい、くまがい酒屋のおじさんといい、本当に誰かに生かされていると思わざるをえないような体験をしているんですよね。
生きるのも死ぬのも、ほんとうにちょっとした差なんですね。
どちらになるのか、本当に神様から残された仕事を任されているのかどうかだけのような気がしてなりません。
おみやげは当然、石巻のお酒です!
次に行ったのはかまぼこのお店で、高政です。
http://www.takamasa.net/
おだづなよ、津波!とかいてありますが、意味がわかりませんでした。
どうやら、なめるなよという意味らしいです。
ここは地元の人なら、だれもがわかるお店とのこと。
この辺にAEDがあるのは、ここくらいだそうです。
何かあったときでも「高政にAEDがあるからとってきて!」といえばちゃんと取りにいけるという仕組みだそうです。
今回はこれで時間切れです。
お土産のかまぼこを買って、仙台にもどって新幹線で東京にもどりました。
まだまだ書ききれない話はたくさんあります。
ラッキーなことにおじさんが2人も現状を話してくれました。主観的なものもあるでしょうが、それもまた真実です。そのときの話をきくと今でも大変だったことは容易に理解できます。
公平と平等、これは似ているけど違うということがよくわかりましたし、平常と非常時ではまったく判断がゆがめられいることもわかりました。
そういう人間の性以外に日本の政治なども考えることはたくさんありました。
また、必ずこの土地を訪れようと思います。