社会科学連携学会に参加するため久しぶりに立教大の池袋キャンパスに行きました。学会の講演は以下の通りでした。
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田口 勉氏
株式会社アイネット(東証一部) 取締役副社長
一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会 理事
テーマ:ドローン・デジタルビジネスへの挑戦
~デジタルトランスフォーメーションの実現に向けて~
概要:デジタル変革のなかドローンとデータセンター(クラウド基盤)を融合し「ドローンIoTプラットフォーム事業」を構築した。
企業向けてマネージクラウドのリーダーが、アーリーアダプタをリスクと捉えず、むしろ強みと考えてチャレンジすることとは。
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青木 明彦氏
株式会社算法 代表取締役
一般社団法人日本データビジネス協会 理事
テーマ:デジタルトランスフォーメーションを加速させるITリソースシェアリング
~シェアリングエコノミーが中小企業を元気に~
概要:日本の中小企業は、IT投資効果を極めて得にくい環境に置かれている。
デジタルトランスフォーメーションが叫ばれる中、新たなITサービスモデルで変革を。
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吉崎亮介氏
株式会社キカガク 代表取締役社長。舞鶴高専本科・専攻科卒、京都大学大学院 情報学研究科修了。画像処理(AR)、ロボット工学、機械学習による製造業のプ ロセス改善に従事。修士課程在籍中に、化学工学で世界最高峰の国際学会ADCHEM にて最優秀若手研究賞を受賞。
テーマ:「日本の産業を盛り上げたい」その答えは人工知能・機械学習の 「教育」でした
概要:人工知能(AI)の第三次ブームを迎え、AIに高まる期待値とは反対に、 適切に使える人材が日本では圧倒的に不足しています。「基本なくして応用な し」、日本の産業を盛り上げるべく人工知能・機械学習の教育に専念する株式会 社キカガクを創業し、その事業への想いをお伝えします。
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それぞれ個々のお話はとても面白かったです。技術革新が与える社会への影響って大きいので、新しい技術が何かのタイミングで広がっていくと生活がガラッと変わることだってあると思います。
現在はコストの問題があって汎用品が作れなかったり、技術の使い方がわかっていない状態のものが多いと思います。技術がわかっていないため、誤解も生じています。例えば人工知能(AI)がそうです。あまりにも期待が大きすぎる割にはできないことも沢山あります。まだまだ人間の能力を超えたのはある一定の領域でのことです。また、データがたくさんあるから人工知能に何かさせたいということがあってもデータを整形しなければ使えませんし、そのデータに対して人が教えなければならないです。そうなると「何かやってみたいだけでは何もできない」というのが現状です。
それでも使い方がわかってくると面白いものができます。
ドローンはものを運ぶものではなく、カメラやセンサーを積んで空中からのデータ収集のために飛ばすと地形の変化なども分析することができます。ここまで出来るとなるとこういった技術をどこに使うか、誰のために使うかを真剣に考える時代なんだと思います。
技術の進歩は思っている以上に早いです。私は未来が素晴らしいものであることを常に願っています。
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