地域医療を育てる会がかかっている九十九里セミナーの2日目に参加してきました。
城西国際大学や千葉大学、自治医科大学、日本女子大学などの学生さんが参加していました。
参加できなかった1日目は、地域にある生活支援の場所であったり、地域包括支援センターや町の保健室やさんむ医療センターなど7カ所にフィールドワークに行ったそうです。そして夜はナイトセッションということでフィールドワークをまとめをして意見交換会をしました。
2日目は基調講演で、幸手の中野智紀先生(東埼玉総合病院)と小泉圭司先生(元気スタンドぷリズム店長)のお二方に「医師とカフェ店長が描くヘルスケアコミュニティの未来」というタイトルでお話をいただきました。その後グループワーク、発表と続きます。
とにかく、これは盛りだくさん!受講者として参加されていた方はとっても疲れたと思います。最後の発表も心なしか元気がなかった?かもしれません(笑)
学生さんならでは発想や意見などもみられ、なんか自分が本当に年をとったなと感じました。
基調講演はとても勉強になりました。断片的にお話は何度か伺っているのですが、様々な事例を聞かせていただけて良かったです。幸手の取り組みの素晴らしいと思うところは、住民がイニシアチブをとってそれに医療がついていくスタイルというところです。
現在、地域包括ケアの推進が言われていますが、どうしても医療や介護の連携の話だったり医療者が中心の取り組み事例がほとんどです。それではそこにいる市民や患者はおいてけぼりです。
自分たちの住む地域を自分たちでよくしていきたいという取り組みの輪を広げていく必要があると思います。
こうやって地域のことを学んだ学生さんたちが、どんどん成長し自分たちが暮らす町のことに参画してほしいなと思いました。
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