2015年9月2日水曜日

製薬企業の業務改善命令(怒)



久々に怒りです。裏の事情の詳しいところはわかりません。しかし製薬企業としての倫理観はどこにいってしまったのでしょうか。これでは現場で一生懸命やっているMRが可哀想すぎです。この記事ではMRの報告が上がっていなかったとあり、MRだけが悪者のように書かれていますが、それだけとは現場を経験した者としてありえないと思っています。

過去なんども製薬企業は副作用で社会に影響を与える大きな事件を起こしています。そのたびに薬機法(旧薬事法)の改定や通達が出されています。

本気で怒りです。

製薬企業のPMS(市販後調査)について情報をあつめたいと思っています。



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大手製薬会社ファイザーが抗がん剤などの副作用を定められた期限内に国に報告していなかったとして、厚生労働省は会社に対して、医薬品医療機器法に基づき、業務改善命令を出しました。
厚生労働省によりますと、大手製薬会社ファイザーが製造・販売する抗がん剤やリューマチ薬など11種類の治療薬について、営業担当の社員が重い副作用の症例を把握していながら安全担当の部署に伝えず、定められた期限内に国に報告していなかったということです。
医薬品医療機器法では薬の投与で重い副作用が出た場合、最大で30日以内に国に報告することを製薬会社に義務づけていますが、厚生労働省によりますと、ファイザーは去年までの6年間に合わせて212人分の副作用の報告をしておらず、中には死亡したケースもあったということです。
このため厚生労働省は、1日、会社に対して、副作用の情報が伝わらない社内の体制を抜本的に改めるよう業務改善命令を出しました。
これについてファイザーは「処分を重く受け止め深くおわびするとともに情報伝達を徹底する」などと話しています。
副作用の報告を巡る行政処分は去年7月、大手製薬会社ノバルティスファーマに出されたのに続いて2例目です。

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