写真は東京に大雪が降ったときの一ツ橋周辺の写真です。本文とはあまり関係はありません。
1月はちょこちょこと出かけていたのですが、あまりにも忙しすぎてブログを書く余裕がありませんでした。とはいうものの記録に何かしておいたほうがよいかと思い、ざっくりと感じていることを書こうと思います。
年末くらいから意識して医療から離れようとしていました。どのような事も時々意識的にそこから離れるようにして近視眼的にならないようにしています。私はずっと同じことを考えていると新しい発想が生まれなくなったり閉塞感を感じたりするので、ふらっとどこかにいく習性があります。なので、宇宙のこと、新規技術についての話を聞きにいったりしていました。
特に宇宙の話は面白いですね。JAXA(http://www.jaxa.jp/index_j.html)では月の開発をすすめています。月は地球から近いのに、どうやってできたのか、何でできているのかなども含めてまだまだ分からないことがたくさんあります。その探索プロジェクトについて聞くのは面白いです。もちろんちんぷんかんぷんなところはたくさんあります。しかし探索をするうえで、映像、飛行、動作の技術など宇宙の過酷な空間の中で耐えうるものをつくることができるということは、その応用で地球上のものもつくることができるということになります。未知の世界はワクワクします。月にかぐや姫がいなくても隣の惑星では何があるのかと想像するのはとても楽しいことだと思っています。
一方であまりワクワクしないこともあります。他にも人工知能やIoTなどの話も聞きに行きましたが、こちらは1年前くらいから色々と話を聞いているので新たなる知見とまではいきませんでしたが、徐々にビジネスとして成立していく段階に差しかかっていると感じました。一般の人の人口知能へ理解はまだ十分とはいえませんし、現状のできることと今後のことがまだまだ混在しています。しかし注意してみていなければなりません。それは技術革新があまりにも早く、人間としての成熟が追い付いていないところに危惧します。それは特に医療の分野です。
ブレインマシンインターフェイス(脳波で機械操作をするもの)は神経難病の人や脳卒中後の麻痺がある人には非常に画期的なものだと思いますが、それを健常人がつかうことになればいったい何のためにつかうのでしょう。また遺伝子検査についても価格破壊が起こっています。それはコンピューターの処理速度が格段に上がったことにより大量に情報処理が行えるようになったことから、ますます遺伝子に着目した治療や検査は進んでいくでしょう。ゲノム編集が可能となり、この技術自体の考えは1990年代からあったそうなのですがそれが実用化が目前まできています。遺伝が原因で疾患となっている人に対してこの技術は大変すばらしいものですが、デザイナーベビーはどう考えるのでしょう。
これらの技術はすべてコンピュータが計算して行っています。処理速度が上がれば上がるほど大量の情報処理を行えます。また通信技術の発達で大量のデータを移送できるようになりました。これまで不可能といわれるものができるようになったのはすべてコンピュータのおかげとも言えます。そうなると技術革新はもろ刃の剣と同じ。技術応用によって素晴らしい社会になるのか、暗い社会になるのかは人間次第です。単に規制をすればよいというものではありません。人間はどんな社会目指そうとしているのか本気で考えるべきだと思っています。
私はドラえもんの世界が未来にあってほしいと願っています。
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