2018年6月15日金曜日

インフォームドコンセントってどんなコンセント?



去る5月10日、24日にがんの保障研究会のセミナーを実施しました。

前回のセミナーと内容は全くことなり、医療リテラシーのことが中心にお話ししました。
対象の方が保険の営業の方なので、なるべく簡単にお話しようと心がけたのですがそもそもの理解が違う人への話は難しいです。

こちらが専門用語だと思っていなくても専門用語に聞こえてしまうものもあるし、保険を売りたくてしょうがない人にとっては正しいか正しくないかよりも、売れればよかったり感謝されればよいという医療者とは全くことなる価値観があります。

また時間が十分にあれば丁寧に話せることも、極端に言えば一つのことしか話せません。それも私からすると乱暴だと感じるくらいの端折りぐあいです。

これが一般の人の感覚なんでしょうね。とてもいい勉強させてもらいました。

トンデモ医療を信じる人の思考ってきっとこういうところにあるんだと感じました。多分医療者が誠実であったとしても自分の信じたことしか信じない。
最近の情報ではトンデモ医療をしている医師を招いた勉強会の話を聞きます。その人はまさに正しいことよりもどのがんにも効果があるように上手く話をします。

色々と考えてしまいました。。。








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