根津のみのりカフェで読書会を開きました。
今回の企画の始まりは、今年のファイザーのヘルスケアリサーチワークショップでのモヤモヤを少しスッキリさせるためのものでした。
その時に参加していた友人と「もう少し深めたい!」という話が上がり、「私も話したい」ということでいろんな知見を得るためにどうすればいいかな?と考えて、本もだいぶ出ていることだし、効率よく勉強しつつ考えを深めようということでRead For Actionスタイルの読書会をすることにしました。
RFA
本は別に読んでくる必要はなく、その本に書いてあることを30分くらいで大まかに理解してしまうという手法を使っています。なぜそれができるかというと、人間は自分の気になることを探し、そこから繋げて自分で解釈をしていきます。それを応用して本から得た知識と参加者との対話で理解を深めていきます。
まず最初に読書会に参加しようと思った理由やどんなことをこれからしようとしているのか、ということを書いてもらいました。そして最後に今日の気づきを書いてもらったものがこの写真の付箋です。みなさんそれぞれの参加動機です。オープンにタイトルを投げて、その言葉に共鳴してきてくださった方なのでとても興味深いです。
持ち寄ってもらった本が一つも被らないのがさらに面白い。トップにあげたのぶさんが写っている写真を見ていただけるとなかなすごいですね。
自分の問いを明らかにした後はインスピレーションで選んだ本の中から答えを探す作業です。付箋にどんどんキーワードを出していきます。
みんなが持ち寄った本に囲まれてどんどん思考は自分の答えを探す方へと向かっていきます。一定の時間が来たらそこから得た知識の共有とダイアログをします。
2つのグループから出て来たダイアログテーマは「人工知能はどんな世界を創造するか」と「AIが意図しない方に動いた場合は責任は誰が取るのか」でした。
「人工知能(AI)にできること、できないこと」これがメインテーマでしたが、やはり最後には「人間とは何か」とか「人間にしかできないことは何か」を考えていったように思います。
まだまだ今の技術では人間を超えることはできないけど、人工知能の研究は人間の研究であり人間が無意識に行っている行動を紐解く研究です。人工知能に置き換わる、置き換わらないという単純なことではなく人間自身を見つめて行った先に自分たちの作りたい未来があるのだろうなと感じました。
会の後の懇親会はみのりカフェのフライデーナイト。読書会の余韻はそのまま残り全員でご飯を食べながらのダイアログもまぜこぜの会話の中にもどこか人工知能や人間とは何かを感じながら話ができました。
とても楽しい時間を共有できました。参加者の皆さん、テーマアイディアをくれたえっちゃん、伸さん、ありがとうございました!
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