2016年10月22日土曜日

「医療者と製薬企業の対等な付き合い方」〜総合診療医と元MRがホンネで語る製薬企業のプロモーションの未来〜




忙しいという言い訳をして自分を甘やかしているのかもしれません。でも本当にブログの記事にするようなお仕事がいっぱいで人はそれを充実しているというのかもしれません。
またキャパオーバー気味。。。

10月14日に「医療者と製薬企業の対等な付き合い方」〜総合診療医と元MRがホンネで語る製薬企業のプロモーションの未来〜というイベントを実施しました。

参加者は医師、薬剤師、製薬企業社員、メディアなどの方などで22名に集まっていただきました。

イベントは単純に講演をきくだけではなく、参加者は現状について一緒に考えるワークショップを行いました。
お話をいただいたのは、南郷さんと水さんです。


東京北医療センター 南郷栄秀先生




実務薬学研究所 水八寿裕先生



今回の企画では、医療者から見た製薬企業と製薬企業から見た医療者。どっちもなんかおかしくない?ということをワークショップという開かれた場所で議論しようというチャレンジングな試みでした。誰もやっていないことを初めてしたというのは意義のあることだと思っています。

もちろん、今回の一回ですぐに関係が変わるとは思っていません。この場にいた人が「このままの関係は変だよね」が共有され「医療情報」が「プロモーション」であること、とはいうものの「プロモーション」であっても「医療情報」であることには変わりなくそこにバイアスが存在してることを理解する必要があります。そのバイアスは製薬企業にもあるし、医療者にもある。それをまず認識することから始めるのが大事です。

そのバイアスを減らすためにそれぞれが問題だと思う行動をなくしていかなくてはいけないと思います。もう学会のランチョンや派手なブースはいらないのではないでしょうか。製薬企業も正々堂々と学会で学術発表をすればいいと思うし、企業活動が本来社会貢献を目指すものなのだからそうなるような活動を純粋にすればいいと思います。自社製品のみのプロモーションは意味を持たないと思います。

今回参加いただいた方にはアンケートにご協力していただきました。この内容をどこかで発表できたらいいなと思っています。








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