2015年9月26日土曜日

人の最期



ここ最近、タレントさんがお亡くなりになったとか、がんを告白するというニュースがよく聞かれます。みなさんはどのように感じていらしゃるのでしょうか。

人はいつかかならず死にます。この肉体はかならず滅びます。
なのに今の平均年齢よりも早く亡くなると「ショックです」とのコメントばかりでなんとなく違和感を感じています。

この高齢化社会においてガンに罹患するのはなにも珍しいことではありません。特にタレントさんがガンに罹患するとすぐに話題になる。それもの高齢化社会においてガンに罹患するのはなにも珍しいことではありません。
この報道のされ方にお金の匂いがすると感じているのは私だけでしょうか。

ただ、人の死というのは、とても多くの学びを残された人々に残してくれます。人の最期はこの世の最後の仕事なのだと思います。なので私たちは何を感じ、何を受け止め、考えるのかということは大事なことです。

穏やかな最期もあれば、壮絶な最期、また予期されたもの、突然のサヨナラ・・・

どの最期もその人の生きてきた全てだと私は考えています。

この年齢になると否が応でも自分の最期のことも考えざるをえなくなります。そして自分の周りの人も歳を重ねれば、一人、そしてまた一人とこの世では会えない存在になってしまいます。

いつ来るかわからない死を恐れ身を縮めているよりも、今を大事に生きたい。そして後悔の無いようにしたい。

今年のシルバーウイークに親族の入っている納骨堂の慰霊祭に行きました。写真はその時のものです。

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