2016年11月1日火曜日

譜久山病院内覧会


兵庫県明石市の譜久山病院の新築移転の内覧会にお邪魔させていただきました。

譜久山さんとは今年3月、福井に行った時に一緒に市内観光して、学会終了後もレンタカーに便乗させていただいたご縁です。その節は大変お世話になりました。

その時に新築移転のことを伺っており、病院にライブラリーを作るということはお話されていました。病院でライブラリーがあったら確かに素敵です。そのライブラリーを見たいなーと思って出かけて行きました。

”「またきてね」といえる病院を目指す”というのがコンセプトです。病院が「またきてね」とはどういうことなんだろうと、とても興味を持ちました。


譜久山病院

最寄駅は山陽電車「西新町」です。駅からすぐ見えます。
入り口から待合室までは窓が大きく天井が高いのでとても明るいです。



入ってすぐの階段を上がるとコミュニティホールがあるのですが、その階段の下に聞いていた本棚がありました。まだ本はあまり入っていませんが、本棚にぎっしり本が詰まったら素敵だろうなと眺めていました。




院内は全体的に明るく、外に行こうと思うような仕掛けがあちこちにありました。
リハビリ室の外には花壇もありました。




この病院は3階、4階部分が病棟になります。4階はがんの緩和ケア病棟となる予定です。入院された方やご家族の方がくつろげる空間を作っています。
やはり心痛めた患者さんやご家族が暗い気持ちになりすぎないようにという気遣いが見えました。






病院のロケーション的にも明石海峡の橋や風力発電の風車も窓から見えます。




2階部分はコミュニティホールがあり、そこで地域の方に向けたイベントを企画する予定にしているそうです。またこのあたりは水が出る災害の可能性があるそうで、周りに高いところがないことからもここを避難場所としても解放をすることを考えているそうです。



内覧会の開始にあたって明石市副市長とコミュニティデザイナーの山崎亮さん、譜久山さんの対談がありました。その中で、市として考えているまちづくりの一環としてこの譜久山とうまく協力してやっていくという話がありました。非常にこれが興味深かったです。

地域づくりも様々なモデルがありますが、このスタイルは他では見たことがないです。そういう意味ではどんなようになっていくんだろうかとワクワクした気持ちで見守っています。地域ごとで本当にいろんなやり方があります。それを今後もみさせていただこうと思います。コミュニティホールでイベントをするようになったらまたお邪魔したいと思っています。



「また来てね」と言える病院のキャッチを考えたのは、事務の職員の方です。本当にみんなが一つになって病院の将来を考えたんだなと感じました。職員の方が生き生きしているというのは素晴らしいことです。


譜久山さん、ありがとうございました。


明石市


ちなみに明石市は日本標準時子午線が通る町です。内覧会が終わった後に天文科学館も見学してきました。時間があったらプラネタリウムが見たかったです。





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