そろそろ一年を振り返りましょうか、、、
私にとって2016年は自分の価値観を知る年だったと思います。自分の好きなこと/嫌いなこと、やりたいこと/やりたくないこと、したいこと/したくないこと、して欲しいこと/して欲しくないこと....それは自分の体調と向き合うことでわかったことです。
私は2015年の6月までは企業の中にいて、それなりに規模も大きな会社にいました。それがポーンと外に出て自由の身になった時、このふわふわした感覚に身の置き方に困る感じがありました。組織ってやっぱり見えない何かがあるんですよね。その感覚がまだ残る中で2016年がスタートしていました。私自身の悪い癖である「他人の期待に応えようとする」自分や「与えられた仕事は完遂するのが当然」と考える自分があって、必要以上に自分の感情を理性で押し込めてしまう。それが過度になるとメンタルにダメージを受ける。その悪い癖を引きずっていたと思います。
それがなぜ手放すことができるようになったかというと、加齢に伴う体調の変化に気づいたことです。これまではなんやかんや言って基礎体力があったんですよね。そして気力もあった。しかし無理が全く効かないのです。これまでの私なら頑張れたものが全くできない。考えたいのに頭がまとまらない。いくつも同時にこなせていたものがこなせない。とにかく休みたい。視力も老眼が入ってきて読みたい本が読みづらい。これが加齢なんだと思いました。これらによって迷惑をかけた方々もあります。しかし自分が壊れてしまっては元も子もないです。自分の体調を優先にさせてもらって申し訳なかったと思っています。
そんな状態の私は、内なる自分に「今私はどうしたいの?」と聞くことで自分の行動を決めました。以前の自分は未来をあれこれ考えすぎて、しなくてもいい気遣いや他人の仕事を被ったりすることで過剰なストレスを一人で抱えていたんですね。そんなことに気づいた年でもありました。
今までの自分の思考を手放すことにはたくさんの葛藤がありました。しかしそのおかげで自分の体調コントロールが少しづつできるようになってきています。たくさん睡眠をとったり、無理して詰め込んだスケジュールはしないようにかなりゆとりを持つようにしたり、自分が心地よいと思ったことを取り入れるようにすることによって、かなり変化してきたように思えます。
実はヨガ行くことも自分に課していました。でも今年の私は何かを自分に何かを課すことをやめました。体調が優れない時は多少の時でも行かない。これって普通の人はそうだと思うのですが、多少の不調で行かないということは以前の私はまずしませんでした。つまり私は一度決めたことはゴールを決めてやり通さないと気が済まない性分でした。そういう自分をやめる。食事も食べたいものを食べたいときに食べる。これまではストイックに食事制限をすることもありました。それもやめました。こんなに自分を甘やかすことはこれまでなく、そんな自分を受け入れる。結構私には高いハードルでした。
きっとこれが今年の私のすべきことだったんだと思います。出来ていたことがちょっとづつ出来なくなっていくことを受け入れる準備なんだと思います。もっと年齢を重ねればさらに出来なくなります。単に年齢に争うのではなく、受け入れつつ自分の価値観と折り合いのつける方法をこれからも模索していければと思います。
自分をコントロールできるようになっている分、ワクワクすると感じるもの、これ好きだな、やりたいなと感じるものは何かをもっと自分に聞いて来年はシンプルに生きていきたいと思います。
2017年のことは年明けに書きます。
0 件のコメント:
コメントを投稿