2017年3月19日日曜日

災害とトイレ



私の住んでいるマンションの災害協力隊でイベント「災害とトイレ」というテーマで防災訓練を行いました。

今回のイベントのきっかけは、飲食物や救急等については話が色々あるけど、トイレの話はなかなか無いね、という話から企画がスタートしました。



うちのマンションはオール電化のため電気がストップすると水が流せなくなります。地震で排水管が壊れていたら汚物を流したら途中で溢れてしまうことも可能性としてあります。仮設トイレが実際に設置されるまで時間がかかりますし、マンションの高層階の人は電気が止まったら下に降りたら戻ってくるのは大変です。

そうなると必然的に自分の家のことは自分でしないといけないという現実が待っているのです。食べたら出てくるのは当然ですし、トイレが大変だとかということで食べない、飲まないということをしたらそれは逆に体調不良の元になります。

食べ物の準備とともにトイレのことも同時に考えるということは本当に大事なことです。



ダンボールで作れるトイレ

便座が大丈夫な場合

新聞紙やペット用のシーツ、オムツ、生理パッドなどの高分子吸収ポリマーは尿を貯める時にやくにたちます。

こういった知恵を持ち合って震災時は近所の方と助け合いをすることが大事です。

今回はマンションで準備している簡易の組み立てトイレを展示しました。当マンションは23台準備がありますが、戸数が多いのですぐにいっぱいになってしまうということを強調しました。

311から6年経ちましたが、日々の生活の忙しさでどんどん記憶が風化してしまいます。しかし災害は必ずくる。その準備はちゃんとしておかなければならないと改めて思いました。

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