2017年6月12日月曜日

ヘルスケアシステムを紐解くワークショップ  第1回



BMIA(ビジネスモデルイノベーション)協会ヘルシケア分科会主催でワークショップをさせていただきました。今回のテーマは「医療・介護制度の光と影〜時代の変化とヘルスケア~」 でした。このワークショップでは自分で考えることを大事にしています。私がしようしているのは今議論されていることの整理と視点の付与だけです。ビジネスモデルイノベーション協会とのコラボもその考え方が一致したところからスタートしています。

ワークショップの初めは社会保障の根っこの部分からスタートします。
何のために社会保障制度があるのか、医療や介護はどんなものだったのか、国民皆保険制度がスタートした時や現在至るまでの社会の変化などを話しました。そして皆さんにはその時にどんなことがあったんだろう、自分だったらどんなことを考えるか?などを話あってもらいました。

制度は作られた時に自分たちが必要だと思うものを給付と負担のバランスの中で選択してできています。だからこそ自分たちが主体となって考えて自分たちで創っていくべきだと思います。しかし社会全体のことを考えるのは社会保険と言う仕組みやその本質的なことから話をしても、なかなか現実の実感と乖離しており整理していくのはとても難しい。それでもゆっくりだったとしても紐解いていく必要はあります。

本当はもっと戦後から高度経済成長、バブル崩壊〜平成などから人々の生活から社会を見ることもしたかったのですが、時間不足でした。また何かの機会にやりたいと思います。社会で起こっているイノベーションと医療イノベーションの関係性も紐解きたいですね。医療と介護は自分たちの生活に大きく影響します。もっともっとみんなと議論していきたいです。

次回は「医療・介護業界のパラダイムシフト〜システム疲労〜 」です。資料はまだ作成途中ですが、地域医療構想などを紐解きながら健康について考えてみたい思います。

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