Next Commons Lab加賀の説明会を聞きに行って来ました。
http://nextcommonslab.jp/
このプロジェクトは加賀市の河合副市長からの案内で知りました。河合さんは赤ふん坊やのワークショップでお友達になった方です。その彼が何かやりだすというので興味津々で聞きに行きました。彼は新しい発想の持ち主で、以前お話をしていた時も新規技術なども詳しくてきっと何かを始めるんだろうなって思っていました。
このNext Commons Lab加賀とは地域のもつ(有形・無形)資源を大切にし、そこに共感し自らの生活の場を作って行くものです。単なる町おこし移住計画プロジェクトではありません。
昔は地域社会(ムラ社会)で生まれ、そしてそのままそこで死んで行くというのが当たり前であったのが、だんだん都会に仕事が集まり地方の若い人が出稼ぎに行ってくるようになりました。都会に人が沢山集まっていったのが20世紀でした。
そこで起こったことは「隣は何をする人ぞ」「核家族化」「大量生産大量消費」世の中が物質社会になっていきました。高度経済成長は私たちを経済的に豊かにしてくれたが大事な何かを無くしてしまった一面もあります。都会の一極集中によって地方の都市は衰退していきました。
資本主義社会からポスト資本主義へという流れの中で立ち上がっているプロジェクトがこのNext Commons Lab加賀です。加賀以外にも奥大和、遠野、南三陸でもスタートしており、その広がりは他にもあります。
Next Commons Labの特徴はプロジェクトに賛同した行政や企業が関わっていることです。どうしても小さな志だけでは壁があるところを後押ししてくれる仕掛けもあるのはとても興味深いところです。
さらに私がいいなって思ったのは発達障害と技術の組み合わせを加賀で立ち上げるプロジェクトです。福祉とコミュニティというもののあったのですがそれ以上に新規技術好きの私はこれ!って思いました。
Gifted Academy
発達障害の人の特化した才能って素晴らしいと思っています。そして都会の時間の流れではなく穏やか加賀土地でのびのびしながら社会に貢献できる仕組みを作れればいいなと思って応援しています。
多分来年のはじめくらいにはプロジェクトが稼働し始めていると思うので、その頃にお邪魔する予定にしています。
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