2017年6月19日月曜日

世界気候シミュレーターから考える、私たち一人ひとりのアクション


週末は地球温暖化についてみんなとダイアローグしました。最初のきっかけはなんだったのかよく覚えていませんが、お友達のぽてちゃんからの以下のようなお誘いがありました。なんだかよくわからないけど面白そう!と飛びついたという、いつものパターンです。

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(趣旨)
6月1日の日本時間深夜、アメリカ大統領がパリ協定離脱を宣言する前の時間帯に、
私たち一人ひとりが地球温暖化に対してどのようなアクションを取れるのかを考えるキッカケとして使える世界気候シミュレーターが世界同時ライブ配信で紹介されました。

こちら、RPGのように試せるようになっているようなので、一緒に遊びたい方がいれば場を設定したいと思います。ご興味のある方はメッセージくださいませー。

Our analysis on the Trump decision on Paris: 

Access to the C-ROADS simulator: 

Our role-play exercise, World Climate, which anyone can lead: 

Access to the En-ROADS simulator: 

A short video of Drew's “Ten Reasons for Climate Hope” talk: 

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資料をみんなで紐解きながらワイワイと地球温暖化のメカニズムや問題、原因などを話ました。シュミレータの数値を動かしてみたのですがCO2の排出は減らせず、なかなか気温が下がらない!

世界の気温が上がると自分たちの環境も変わります。異常気象、生態系の変化、地球全体のバランスが崩れ、人の体への影響はじわじわと出てくるでしょう。

シュミレータの数値を動かしてみてわかったのが、発展途上国への対策の影響が大きいことです。先進国も対策が必要なのですが、それ以上なんですね。砂漠化の原因も元を辿ると食料の問題にもぶつかります。

途上国の問題は先進国の食料や原材料を国内よりも安い価格で輸入していることを考えるとやはり先進国の責任は大きいと思います。
日本は他の先進国の中でもCO2の排出に関してはかなり努力をしています。しかしできるだけ消費エネルギーを減らす家電や車など色々したとしても、食料のほとんどは輸入に頼っています。洋服や身の回りの製品も海外で作って輸入しています。日本はCO2削減を頑張っているからそれでいいということにはなりません。

ここにも資本主義経済の問題が環境に影響していると私は思います。
大量生産、大量消費、生産効率を上げ、コストを削減する。こんなことを繰り返していたら地球全体が大変なことになってしまう。ポスト資本主義というキーワードがまた出てきました。

「どうしたら人々は危機感を持つのだろう」

そんな問いをまきちゃんが投げてくれました。これって環境のことだけではないですね。日本は311の時、計画停電などがあって電気のない暮らしのことなど考えていたはず。しかし世の中が落ち着いてきたら、喉元過ぎれば熱さを忘れる、、、 富士山が噴火しないとダメかもしれないなんて意見も出てきました。

それでも小さなことから自然を大事にする活動もあるという話もありました。うなぎに戻ってきてもらい、そこでうなぎ屋を作るビジョンなんて素敵!この活動は地域の人だけではなく行政やアカデミアも参加しています。こういう活動っていいですね。

アサザプロジェクト

「身近なところが変わる」ことから始める、とてもいい気づきでした。

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