いろんなところで偶然お会いすることが多かった中澤まゆみさんが主催しているせたカフェの企画に参加してきました。今回は第1回世田谷地域まるごとケア会議ということで、テーマは防災でした。
なんでケアと防災なの?ということですが、まゆみさんの企画趣旨から「災害があっても医療は比較的早く対応がされるが、介護はどうしても後回しになる。自分たちでこの問題を考えていかなければいけない」ということだそうです。
まったくその通りです。
寝たきりの人がどうやって避難所にいくの?避難所にたどり着いてもベッドもないし、置く場所もない。
食料や水はどこにあるの?
いま、私もマンションの災害協力隊として防災について考えているところですが、世田谷のような住宅街では、うちのマンションと同じように考えられません。町会(自治会)の参加率も低く、世田谷区の職員も区外にすんでいる人が多く交通が分断されてしまったらそこにいくことはできません。そうなるとやはり住んでいる人たち同士でなんとかする方法を考えておかないといけないのです。
今回は世田谷の災害に関するいくつかのボランティア団体、区の防災担当、地域包括センターの方のプレゼンを聞いた後でみんなでグループワークをしました。
こうやってそれぞれのやっていることを聞くと地域に眠っている人やモノの資源があることに気づきます。
世田谷は井戸があるんですって。でもそれはいまは使われておらず、生活用水として使おうとすると検査にパスする必要がありそれにはお金がかかるそうです。でもいざとなった時それが使えるとなれば、備蓄の仕方が変わってきますよね。
ほかにもボランディア団体がいざとなったときあればいいものをキットとしてつくっていたりします。これは女性の視点でつくったものだそうです。こういうのを高齢者に配っておくことができたりするといいですね。
世田谷というところでどんなことをしていけば住み慣れたところで最後まで暮らせるかをとても興味があります。地方とは違った視点が必要なので、いろいろと私も考えていきたいと思います。
今度は定例会に参加してみよう考えています。