http://hamamed.jp/member/workshop/mr-3/
研修会は神奈川県総合医療会の講堂で行われました。内容は薬学に偏らず医学全般です。一通り講演が終わったあとにレポートを書く時間があり、その後Q&Aがありました。
参加しているMRさんとはお話しできませんでしたが、自社の製品以外の話題を彼らがどの程度理解できたのか、どのような行動変容が起こるのかはわかりません。なかには「休みの日にめんどくさい」としか思っていない人もいるかもしれません。自社製品の関連領域以外のことについては、製薬企業ではあまり教えることはしていませんので、プログラムにあった認知症と免許証のことなど、臨床現場での問題を聞けるはとても有難いことだとおもいました。
この研修会のプログラムを一日通して聞いて感じたのは明確な「自社製品の薬学的な話だけは聞きたくない」という間接的なメッセージと私は理解しました。
多くの企業の教育は教えたいことを細かく丁寧に研修を行います。ですので、こういった間接的なメッセージ対して、どれだけの人が気付けているのでしょうか。経験年数がある程度あって、医療者と十分なコミュニケーションが取れている人なら気付けるかもしれません。
研修会だけでは製薬企業と医療者の関係性が劇的に変わるのは難しいかもしれません。今後どのように神奈川県内科医学会・横浜内科学会が活動していくのか目が離せません。
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