2016年5月28日土曜日

第10回英語で茶話会 災害について語る



今日は英語で茶話会でした。第一回は昨年の6月6日でしたので、ほぼまるっと1年継続できました。本当に嬉しいです。スケジュールが合わなくて、でできなかった月がありましたがそれでも続けられたのは参加してくれるみんながいて、はじめてできることだと思っています。

本当にありがとうございます。

さて、今回は熊本・大分の震災がありましたので、災害についてみんなと話をしました。
みんな神戸、北陸、東日本の地震のことは覚えています。
そこでどんなことを考え、感じているのかとても興味がありました。

災害があると普段当たり前のようにあったものが手に入らなくなり、生活が一気に不便になります。そういった準備をすることや情報を入手する手段なども事前に考えておく必要があります。そんなみんなの知恵を共有することができました。

一つ気づいたことがあります。それは自分とか自分の家族が生き残る最低限の準備の話はあちこちで聞かれるし、準備はしているのですが「助け合い」の話って普段からしておく準備の話ではあまりされないように思います。

災害時は会社の安否確認システムで状況を報告するとか、もし何かあった場合も会社が社員と家族を守ってくれる仕組みがあるという話を聞きました。こういう話が聞けるのは茶話会参加者はサラリーマンが多いからですね。これはとても興味深い話でした。

会社は労働者を守る仕組みや制度があり、だから余計に会社中心になりやすいんだと気付きました。私の友人は会社以外のネットワークを持っている人ばかりですが、前職の会社の人のことを思い出してみるとプライベイトで社外の人との交流を積極的にしている人をあまりみませんでした。そうすると必然的に地域での交流は減ってしまいます。

大きな災害があった時、はじめは会社にいたとしてもみんな家に帰ります。関東は特に電車で1時間〜1時間半の通勤をしている人はざらにいます。そのくらいの距離が離れているところに仕事をしに行っているわけですから、災害の時にいきなり地域で「助け合い」は難しいですよね。やはり意識して自分の家のまわりのことは考えなくてはいけないと思います。

今の日本は8割以上サラリーマンです。しかも転勤のある人にとってみたら地域への意識やネットワークが希薄になってしまうんですよね。だけど準備や気にかけておかないと結局自分に跳ね返ってきます。

今回はそこまで話はできませんでしたが、少しだけ問題提起として最後にみんなに投げてみました。少しでもみんなが地域である活動などに目をむけたり、関わりに参加するようになれば、、と思いました。

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