2017年5月6日土曜日

財政から医療介護を考えてみた


ブログ更新がまたまた滞りがちです。活動記録のために自分の感想と印象だけ書いておきます。

最近、お金にまつわるお勉強が多いです。ここしばらくミクロをずーっと考えていたので、マクロ的な視点を変える作業をしています。両方バランスよくやっていないと視点が固定され柔軟性が無くなります。この作業が自分の活動の源となっています。今回のお勉強は完全に経済学的な視点です。

なかなか面白かったです。権丈先生のお話はすんなり自分の中に入ってきました。以前から一度生でお話を聞きたいな、と思っていたのでついつい前の方の席でしっかり聞かせていただきました。
その他スピーカーの先生方のお話も大変興味深く聞かせていただきました。


マクロにみてそこから導き出される解であるため仕方のないことなのですが、現場に近い感覚で話を聞くと違和感も感じ、いろんな面で「?」が浮かぶところがあります。その感覚は自分の中で大事にしておこうと思います。

医療介護については、ある程度やるべきことは見えているような気がします。それをどうやって実行に移すかということがこれからの課題ではないでしょうか。そこに至るには先進医療、IoT技術の発展、そして倫理の問題があります。ひとつひとつも深く考えるべきことなのですが、そこに財政という制約がつくと途端にいろんな方向に転がり始めます。

そういった部分を持ちながら思ったことは、やはりこれからは地域で自律して一人一人が考えていく時代にすべきです。「国の制度がどうたら」と言ったり、診療報酬改定のたびに「こうすれば儲かる」と考えたりする時代ではいけないと思います。地域格差があるものを一律にすることが大事なのではなく地域の問題を解決することが大事です。その上で社会全体での落とし所はどこなのかを考えるべきと思います。国で制度の方針が決まりました、さあどうしましょうではなく能動的に考え実践する社会になればいいなと思いました。

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