3連休はずっと倫理の人でした。写真は愛宕神社にあった招き石です。なでなでしてきました。
今日は病院倫理委員会コンサルタント連絡会議に参加させていただき、東京医療センターの倫理サポートチーム(Ethics support team:EST)の運用部分についてお話をしました。
人前でお話させていただける機会はとても有り難いです。他の病院の取り組みや質疑応答を聞きながら、いろいろと考えていました。
やはりここでも診療報酬の話がでてきました。いいことをやっているのに「なかなかお金がなくて」「点数が・・・」という発言をきいてしまうと、ついつい「お金よりもまず結果を出すべきであり、どうしたらアウトカムをだせるかを考えないといつまでたってもできない」とみんなの前で言ってしまいました。
こういう意見って医療機関の発想なんですよね。企業のなかで専任の部隊で仕事ができる余裕のあるところなんてそうそうないと思います。しかもスピーディにことを立ち上げるにはタスクチームを組んで、成果を出す方が早く、組織をつくるのはその結果で検討するのは別に不思議な話ではありません。それに兼業で仕事は当たり前です。
確かにイニシャルコストがかかったりするので別立てで立ち上げ予算は必要だと思います。そういう意味ではお金が要ります。しかし「点数がつかないとなかなか、、、」といわれると目的と手段がおかしくなっていないかと思うのです。点数だっていつまでつくかわかりません。
まあ、ちょっと刺激的だったかもしれませんが、それはそれでストレートにいわないと伝わらないところもあるので良しとして考えようと思いました。
今後、このあたりは地域包括ケアの文脈でも語られると思います。また医療安全、研究倫理との組み合わせのなかで様々な展開があるだろうと感じられる話でした。
参加の機会をいただけたことに本当に感謝です。
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