英語で茶話会の目的は、英語でコミュニケーションをする場をつくるということです。何かをインプットするためではなく、単純に話したいことを英語で話すという場です。
どうしても英語ということにとらわれがちですが、この場の本質はコミュニケーション能力の強化です。
今回はジェネリックの話題でしたが、ジェネリックの「Quality」になったときに意見が分かれました。議論をするときにきちんとQuality contorol(ばらつき)の話でのQualityなのか、Bio-availability(主成分として生体に与える効果)の話でのQualityなのかをはっきりさせることで議論の切り分けと合意のポイントが見えました。意見が分かれたときに、一体相手は何を言わんとしているのか聞く必要があります。そして英語を使うときはspecficに事柄を伝えなくてななりません。そのためにはその事柄をきちんと理解していることが重要です。これを曖昧にしてしまうことはわかり合うチャンスを見逃してしまうのです。日本語で会話しているときにありがちなミスコミュニケーションの原因の一つです。言葉を定義することによってスムーズに意見交換ができます。それをみんなで体感することができました。
また、この会のいいところは一緒に企画をしているひろちゃんがハワイに住んでいたときに調剤薬局でテクニシャンとして仕事をしていた経験があり、アメリカの制度のなかで実際の現場で何が起こっていたかをリアルに話してくれるところです。おかげで日本とアメリカの比較がとても良くできます。今回も眼科の手術を片目ずつしたら保険会社にチェックが入り「何それ!」話とか、リアルにシッコ(マイケルムーアの映画)ばりに、友人のはなしもしてくれました。救急で他の島へヘリで運ばなければいけない事態で「あなたは保険は何に入っているの?」「ヘリを使うとしたらいくら、つかわないで近くの医療施設に運ぶといくら。さあどっちを選ぶの?」ということを救急隊員に言われるとか。。。
ああ、日本っていい国だ〜 なんて思いながら聞いていました。どうやってアメリカ人はなぜジェネリックを選ぶかリアルにわかりました。やっぱり日本の医療はどれだけ有難いのか本当によくわかります。
ほかにも日本の透析の患者さんの問題点やそれに関連して少しだけバイオシミラーのやオーサライズドジェネリックまで発展して、私はとても楽しい時間を過ごせました。理解を深めることってこういうことなんだろうなと思いました。
こうやって書いてあると、なんだか難しそうなことを話しているなと英語に対してハードルが高いと思っている人は感じるかもしれませんが、実はそんなに複雑な英語は話していません。単語自体は中学生レベルです。専門用語がでてきたりするけれど、それはあまり会話に影響しません。
コミュニケーション能力を高めたいと思っている方はぜひ私と一緒に英語を話しながらお茶しましょう〜〜
0 件のコメント:
コメントを投稿