2016年4月6日水曜日

桜とわたし

週末に名田庄に行ってきたことは既に書いたとおりです。

桜を見るというだけで深く感じ入ることができたというのは、私にとって本当に素晴らしい時間でした。
なんでこんなに桜は心を動かすのでしょうね。
いつの時代にも桜は身近で、自分にとっても子供のころの節目には必ず桜があります。だからこそ自分の過去を思い出すアイテムになっているのかもしれません。

少し桜について調べてみました。
桜はバラ科モモ亜科スモモ属に属する落葉広葉樹です。日本には国花はないですが、日本人のほとんどの人になじみがあるということでほぼ国花のように扱われています。
また桜の語源は日本の神話にでてくる木花咲耶姫からともいわれています。木花咲耶姫は富士山を信仰とする富士山本宮浅間大社の祭神です。日本人の富士山と桜に対する敬愛はここからも来ているのかもしれません。

私も御殿場の研修所で仕事をしていたころは、毎日富士山のご機嫌伺と時々近くの浅間神社にお参りにいっていました。ちなみに何気にパワースポットだったりします。
一幣司浅間神社(いっぺいしせんげんじんじゃ)

節目ごとの桜を思い出すと、暖かい日差しと少し冷んやりする空気でのなか、少しワクワクするような気持ちを抱いていたことを思い出します。なんだか4月はのんびりな印象が私にはあります。

少し小学校のころを思いだしてみたいと思います。
新学期になると新しいノートや教科書が配られます。クラスメイトも変わります。新しいノートに字を書く瞬間なんて本当にドキドキするし、新しい学年の教科書なんてもっとワクワクでした。大体、教科書をもらった当日にすべての科目を読破していました。

こう思うと、本を読む早さも新しいものに対する気持ちも何にも変わっていないような気がします。

桜をみると変わらない昔の自分と現在の自分を同時に感じてしまい、きっとこの変化を今の心のフィルターで覗くことで感情が揺さぶられるのでしょうね。

いろんな自分がいます。

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