2016年4月27日水曜日

災害時のMR


写真は家の近くの風景です。桜色から緑色がだいぶ増えてきましたね。

今回はMRのことについて書いてみようかと思います。
きっかけは震災時におけるMRに対する活動の鈍さが話題になり、私の友人も現状に嘆いていたことからです。

では実際に震災の時にMRの人たちはどのように考え、どう行動しているのでしょうか。
何人かの現場の方に聞いてみました。
そうすると個人的なボランティアという形で週末に入る方もいるようです。また遠方の方は募金という形で心を寄せているそうです。

やはりどんな人も同じように今回の震災で心を痛め、何かできないかと考えています。
他の医療職は職能としての団体がありますが、MRは基本的に製薬企業に属している一社員にすぎません。そうすると企業としての動きだけみていると現場で頑張っている人の姿は見えません。

もちろん、何をすればよいかわからず動きが取れない人もいるようです。それはどこでも同じですよね。

製薬企業としては社員の安全を守ること、そして医薬品の安定供給を考えることが優先的になり、その後に社会貢献と考えると思います。そうなると、なかなか本当のことは見えないのだろうと思います。

確かに今のMRが通常の情報提供活動において、現場のニーズに応えきれていないというのはあると思います。だからといって、人として被災地に対して何もしていないということではないと思います。そして現地に出向くことだけが、支援活動ではありません。

また情報発信も企業に属しているとなかなか思うようにいかなかったり、制限があるのも事実だと思います。

こういった背景を理解しつつ、今後もMRの人たちの様子をみていきたいと思います。



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